台湾のバイク事情が熱い!

台湾のバイク保有率

日本よりもはるかにスクーター普及率が高い台湾は、世界でもトップクラスの保有率と言われています。
台湾ブームで台湾に行かれたことがある方も多いと思いますが、台湾の街中を歩くと、スクーターの多さに驚きます。
朝の市場でも大勢の方がバイクに乗ったまま買い物をしていたり、朝や帰りのラッシュ時にはバイクの大きな渦に巻き込まれそうになるほどです。

日本の人口は約1億2000万人、台湾の人口は2300万人、およそ日本は台湾の5倍ほど差があります。
ではスクーターの総保有台数で見てみましょう。
日本が1000万台と言われているのに対し、台湾はなんと1200万台と上回っており、2人に1台は持っているということになります。
日本は12人に1台の割合になりますので、いかに台湾でスクーターが普及しているかが理解できます。

バイクメーカーシェア率

日本におけるバイクの新車販売台数は年間40万台ほどですが、台湾では年間80万台の売り上げをマークしています。
その大半がスクーターであり、趣味というよりは移動手段、生活の足としての役割が大きいです。
そのため低価格帯の車種に人気が集まっており、スポーツバイクなどはあまり普及していません。

台湾にはKYMCO、SYM、PGOなどのバイクメーカーがあり、圧倒的なシェアを誇るのはKYMCOです。
僅差で第2位なのは日本ブランドのヤマハで、台湾では「台湾ヤマハ」としてKYMCOとシェアを競い合っています。
SYMはKYMCO同様、ホンダと技術提供を結んでいたバイクメーカーですが、第3位となっています。
ほか、PGO、台湾スズキなどもありますが、1~3位のシェアには遠く及ばず、台湾でのバイク市場はほぼKYMCOと台湾ヤマハ、SYMで占められているのが現状です。

画期的な駐車スペース

スクーター所有率が世界でもダントツに高い台湾では、行政により駐輪対策や二輪車走行対策が施されています。
例えば、街中では至るところに白線が引かれ、バイクの駐輪スペースが確保されており、駐車料金は無料です。
また、交通渋滞が起こりやすい道路では、四輪と二輪の走行レーンを別に分けるなどの工夫がされています。

特に有名なのが、台北大橋の「バイクの滝」でしょう。
台北市の西部から中心へ向かう途中にあり、平日の朝の通勤・通学ラッシュの時間帯には、8~9時にかけてピークを迎えます。
二輪車専用のレーンは高架から下って道路へ出る構造で、下りてすぐに交差点がありますので、赤信号になったときのバイクの圧倒的な台数に、バイクの滝という名前が付けられたのでしょう。
1つの観光スポットと化しており、台湾旅行に行かれる際は足を伸ばしてみるのも面白いと思います。

You may also like