カフェレーサーってどんなカスタム?

イギリスで生まれたカフェレーサーとは?

バイクにはいろいろなスタイルがありますが、その中の一つ、「カフェレーサー」は1960年代にイギリスで誕生したスタイルです。
カフェの周りをどのぐらいのスピードで周回できるかを競うことから始まったカフェレーサーは、一種のカスタムスーパースポーツでした。
当時はフルカウルのスーパースポーツはまだ登場していなかったのですが、カフェレーサーの定番カスタムはこれに近いスタイルをしています。

カフェレーサーの大きな特徴であるセパレートハンドル(セパハン)は、前傾姿勢がとれるようにローハンドルに設置されています。
「カフェシート」と呼ばれるシートも、カフェレーサー独自のスタイルで、シート後尾にカウルがついているものや、シングルシートなどがあります。
カフェレーサーが始まったころは、トライアンフのボンネビルがベースに使われることが多かったのですが、現在、トライアンフからはカスタムカフェレーサーモデルが市販されています。

さまざまなメーカーがカフェレーサーモデルを発売

トライアンフだけではなく、他のさまざまなメーカーも純正のカフェレーサーモデルを発売しています。
タイのバイクメーカー「GPX」からもカフェレーサースタイルの「ジェントルマンレーサー200」が発表され、話題を呼びました。
GPXのレジェンドシリーズの派生車種としては、2018年にジェントルマン200(ノンカウル)が発表されていますが、これにロケットカウル風のフェアリングを装備したのがカフェレーサーモデルです。
カラーはブラックとレッドがラインナップされており、レギュラーガソリン仕様で車両価格は39万9,600円となっています。

人気のカフェレーサーパーツ

人気の高いカフェレーサーパーツの中でも、マストハブと言えるのがデイトナの「D17796 セパハンセット GB350/S(21-22)専用 カフェレーサースタイル マットブラック」です。
GB350/Sをカフェレーサースタイルにカスタムできるこのパーツは、ハンドルポジションが低すぎず、長時間走行しても疲れにくい高さに設定することができます。
ショートケーブルも付属しており、これひとつでハンドル周辺もスッキリと整えることができ、ハンドルロック可能で保安基準もクリアしています。
ローダウンキットと同時装着すれば、よりピュアなカフェレーサースタイルが実現できます。

手軽なカスタムには、Bruce & Sharkのカフェレーサー タンク10Lもおすすめです。
ヤマハのRD50/RD350/RD400やHONDA、SUZUKIなど、ほとんどすべてのカフェレーサーに取り付けることができます。

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