宮崎県の定番観光スポット「青島」

宮崎と言えば完熟マンゴーやパイナップル、日向夏など、フルーツをイメージされる方も多いのではないでしょうか。
そんなトロピカルな雰囲気ただよう宮崎県には、一度は行っておきたいツーリングスポットがたくさんあります。
温暖な気候なので冬でも比較的暖かく、年間を通してツーリングが楽しめるのも嬉しいポイントです。

まずご紹介するのは宮崎県の代表的な観光スポットとして知られる「青島」です。
周囲1.5kmくらいしかない小さな青島は、「鬼の洗濯岩」と呼ばれる波状岩に囲まれており、珍しい地形を見ることができます。
鬼の洗濯岩は国の天然記念物に指定されており、貴重な光景が青島から巾着島を結ぶ距離8kmに渡って広がっています。

日南フェニックスロードをバイクで走らせていると、案内板が目に入りますので、大半のライダーが立ち寄る人気スポットです。
立ち寄りついでに、パワースポットである青島神社へ行って、安全祈願をするのもおすすめです。

珍しい野生馬を見るなら「都井岬」

馬というと熊本県のイメージが強いですが、宮崎県にはなんと野生の馬が生息しているスポットがあります。
「御崎馬」と呼ばれる野生馬は、日南フェニックスロードの終点にある「都井岬」で見ることができます。
御崎馬がいる草原は美しい海が見晴らせる高台にあり、とても開放的でゆったりとした空間で、ただ見ているだけでも心地良い癒やしのスポットです。
海の青と草原の若草色、さらに木々の濃いグリーンのコントラストが見事な眺望を作りだしています。

アクセス方法は県道36号線から向かうことができますが、環境維持協力金を途中の「駒止め門」で100円支払います。
優雅に御崎馬が道路を渡っていることもありますので、ライダーの皆さんは十分注意して走行しましょう。

宮崎県の王道ツーリングコース「日南フェニックスロード」

観光客だけではなく、九州のライダーも多く訪れる王道ツーリングコースが「日南フェニックスロード」です。
日南フェニックスロードは、その大部分が海岸沿いにあり、日向灘に沿ってフェニックスやワシントンヤシなど南国の木々を見ながら爽快なツーリングが楽しめます。

北から青島、堀切峠、道の駅なんごう、都井岬と南に抜けるルートには、宮崎観光の名所が盛りだくさんです。
時間に余裕があるなら、日南フェニックスロードをただ走り抜けるのではなく、観光スポットを1つずつ巡ってツーリングスポットを制覇してみてはいかがでしょうか。

また、有料ではありますが、海岸線沿いを走る道路に「一ツ葉有料道路」があります。
バイクなら300円程度なので、シーサイドラインを走りたいという方はチェックしておきましょう。