ハムスターに噛まれてしまった

ハムスターを抱っこしたら甘嚙みされた

ハムスターは小さくて、しかも飼いやすいことから、家で飼う動物の中でも特に人気があります。
ハムスターにはいくつかの種類がありますが、その中でも特に飼いやすいのが「ゴールデンハムスター」や「ジャンガリアンハムスター」などです。
どの子も夜行性で、縄張り意識が強いことでも知られています。

見かけが可愛いので、つい抱きしめたくなるハムスターですが、噛まれることがありますので注意しましょう。
ハムスターは殻の硬い植物も食べてしまう丈夫な歯を持っているため、噛まれるとけっこう痛いことがあります。
ハムスターを手のひらに乗せていて甘噛みされた場合は、早く降ろしてほしいと言っている可能性も強いので、あまりしつこくせずに自由にさせてあげましょう。

ハムスターが噛む原因

ハムスターは性格的には非常に温和なため、自分から敵に攻撃を仕掛けることはありません。
それでも手を甘噛みされた場合には、エサと間違われた可能性が強いと言えるでしょう。
ハムスターは近眼で、30cm以上離れたところの物体をはっきりと識別することができません。
匂いや音に反応することが多いので、食べ物だと勘違いして飼い主の手に噛み付くことがあります。
また、ハムスターは人間の赤ちゃんと同じように、未知のものを口の中に入れて確認するという習性があります。

ただし、甘噛みではなくて血が出るほど強く噛まれた場合には要注意です。
天敵の多い環境で生息してきたハムスターは基本的に臆病で、身の危険を感じると飼い主の手などに強く噛み付いてしまうことがあります。

飼い主の手ではなくて、巣箱やケージなどを噛んでいる場合には、ストレスが溜まっていることが予想されます。
ケージを噛むときは中の居心地が悪いと訴えているのかもしれませんから、置き場所を変えてあげたりしてストレスを軽減してあげることが大切になってきます。
また、ケージや巣箱を噛んでいるときにエサを与えてしまうと「ごほうびをもらえた」と勘違いし、またケージを噛むようになるので、エサをあげるタイミングには注意しましょう。
急に驚かせたときも、ハムスターは「噛む」という行動に出ることがありますので、びっくりさせたり、ハムスターを乱暴に掴んだりすることは絶対にやめましょう。

ミルワームを与えてみるのもおすすめ

ハムスターは動物性タンパクも必要とする生き物なので、飼い主の手を頻繁に噛むときは動物性タンパクを食べたいと思っているのかもしれません。
こんなときには、ミルワームを与えて動物性たんぱく質の不足を補ってあげましょう。

外に出して遊んであげることでも、甘噛みが減ることがありますので、試してみることをおすすめします。
このとき、ハムスターが好んで噛む電気ケーブルなどは取り除いておきましょう。

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