排気量110ccのバイクが増えている理由

排気量110㏄のバイク?今注目されているバイク

各地の道路でもよく見かけるようになった原付二種スクーター、リードやディオ、アドレスなど、沢山の種類があり、世界でも運転に楽、安定性があるなど、人気のバイクとなっています。
日本の場合、切りのいい数字の排気量となっているので、110㏄の排気量等とちょっとなじみがない気がしますが、どうして125㏄ではなく110㏄七日、これは気になるところです。

125㏄ではなく110㏄、またどの原付二種スクーターを見ても大径ホイルが利用されています。
そうこれを見て何となくわかる人がいると思いますが、インド、インドネシアなどのASEANに需要が非常に高いことで、この辺りの地域がメインストリームとなっていることでこの排気量などの特徴を持っているのです。

大径ホイルが必要な理由とは

インドやインドネシアに旅行に行った人はわかると思いますが、日本のようにきれいに舗装されている道路は少なく、舗装されていても凸凹、走りにくいところが非常に多いです。
そんなところを小径ホイルで走れば非常につらい、しかも安定がないのです。
安定性が大きくなる大径ホイルを利用することで、交通事故、トラブルのリスクを低くできます。

日本はバイクの売れ行きが悪く、若い世代のバイク離れが進んでいるといわれているのです。
しかし、インドネシアは世界第1位の二輪市場持っている地域となっています。
年間の販売台数をみると、1700万台以上、その半数を110㏄のスクーターが占めているのです。

これを日本の原付二種ブームの時と比較しても、2013年の日本では51㏄から125㏄バイクの販売台数が10万台、これをインドネシアと比較すると年間800万台として、日本の80年分を1年で払ってしまうということになります。
ほかのバイクの需要が高くなるところと比較しても、この台数は異常というくらいに多いのです。

特にホンダのバイクは人気がある

ホンダのバイクの古いものを持っていると、時折、外国人の方が売らない?なんて声をかけてくることも多いのです。
ホンダのバイクもそうですが、日本メーカーのエンジンは非常に質がよく、外国でエンジンのみ売ったり、バイクをもっていき中古市場に出してもいい値になるといいます。
特にホンダのエンジンといえば、外国からすると最高級エンジンとなるので、110㏄、原付二種バイクも購入するならホンダがいいという意見もかなり聞くのです。

インドネシアでも、バイク市場、特に110㏄バイクの市場ではホンダが半数を占めているといいます。
昔からエンジンを作り続けてきたホンダ、またそのほかのメーカーのバイクも、技術を認めてくれて購入してくれる外国に市場を求めているということは確かです。

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