車検切れのバイクでも買い取ってもらうことはできるのか

バイクを購入していても、人によってはあまり乗ることがないということがあります。
仕事が忙しくなって乗る機会をなくしてしまったり、しばらく運転しないことでバイクに乗ることが不安になってしまったり、転居によってバイクで運転しにくい場所に住むことになったりと理由は様々です。
乗らない状況が続いたとしても、いつか乗るかもしれない、持っていた方が便利かもしれない、という気持ちがあるとなかなか手放せず、いつのまにかかなり時間が経過して車検が切れてしまったということもあるものです。

そのような状況になると、手元にバイクがあっても乗らないだろうと判断して手放すことを検討する人も多くいます。
そこで不安になるのが車検が切れたバイクでも買取をしてもらうことができるのかということです。

答えは車検切れのバイクでも買い取ってもらうことはできます。
ただし、車検切れの買い取ってもらう時にはいくつか覚えておくべきことがありますから頭に入れておきましょう。

買い取ってもらう前に車検を通す必要はあるのか

車検が残っている方が買取価格が高くなるのではないかと考えて、中には買取査定に出す前に車検に出すべきではないかと思う人も多くいます。
しかし、車検の有無や残っている期間は買取査定にはほとんど影響しません。

そのため、車検が切れているからといって自分で車検を通してから買取査定に出す必要はないのです。
むしろ車検を通すことで余計な出費が発生するので車検に通すことは避けましょう。

このように車検の期限切れかどうかが買取査定に影響しないのは、どの時期で買い取っても車検の期限内にバイクを購入する希望者が現れるかどうかがわからないためです。
そこで、車検が切れていても切れていなくてもほとんど査定額には影響しません。
バイクを購入した人が車検を通すことが一般的です。

車検切れバイクを買い取ってもらう際の注意点

車検切れのバイクは公道を走ることができません。
そこで、車検切れのバイクは査定をしてもらうために自分で持ち込むために運転して持っていくことができないことに注意をしましょう。
中にはうっかりして運転して持ち込む人がいますが、交通違反行為です。

車検切れバイクを査定してもらうためには、買取業者に車検切れバイクである旨を伝え、業者に現地査定をしてもらうことが一般的です。
その場で査定をしてもらうこともできますから、査定額に問題なければその場で買取してもらうことを決め、持ち帰ってもらうことができます。

また、車検が切れていても車検証は捨ててはいけません。
車検証は大事な情報が掲載されており、バイクを買い取るためには必要な書類です。
紛失した場合には再発行が必要ですから、査定前に再発行をしておきましょう。