ホンダ CB400 スーパーフォアの特徴

ホンダ PCX

CB-1の失敗を活かして生まれたバイク

CB400スーパーフォアはホンダのネイキッドタイプのバイクです。
排気量はその名の通り400ccであり、心臓部に4ストロークタイプかつDOHCの水冷並列4気筒のエンジンを採用し、ワイルドかつセクシーな外観であり、ライダーのハートをキャッチするだけの感動性能を持ち合わせていることという条件のもと開発されました。
初めてお披露目されたのは第29回東京モーターショー。
正式には4月に販売されました。

ホンダの4気筒ネイキッドとして以前からリリースされていたCB-1は、失敗に終わってしまったと言われています。
CB400スーパーフォアでは“ならでは”のメリットを感じてもらえるよう、最大限にフィードバックさせました。

ガソリンタンクの容量増加、オールドタイプのバイクらしいデザインへの変更、フロントブレーキのダブルディスク化など、さまざまな施策を打っています。
かつてのスタンダードなバイクを目指し、より高いスペックを目指した結果がCB400スーパーフォアなのです。

乗りやすいと評判のバイク

自動車教習所でも幅広く採用されていることが特徴のCB400スーパーフォア。
教習所で使用されるタイプのバイクは、それ用のバージョンが登場しています。

CB400スーパーフォアの教習車仕様は、走行状況表示ランプやマフラー、メーター、水温計など、細かな変更箇所があります。
クセが少なく、乗りやすいと言う理由から多くの教習所で選ばれているのです。
トルクや馬力が抑えられており、常に一定のパワーが出るように調整してあることがと口要です。
また、バイク便で使われるケースも少なくありません。
全体的に乗りこなしやすい車両だと言えるでしょう。

未だに販売台数はトップクラス。
長らく愛され続けている車種なのです。

販売開始時は日本国内だけで生産されていましたが、2008年からはオーストラリアでも売り出されました。
セールスとしては安定して伸びています。
優れた操作感覚は海外でも通用していることの現れでしょう。

誰しもが愛するであろうバイク

CB400スーパーフォアは多くの人が愛しているバイクです。
街中を見ていてもたくさん走っているでしょう。
ちょっとでもバイクが好きな人なら、たくさん見かけているかもしれません。
私もその一人です。

さて、素晴らしいと思わされたポイントはハンドリング。
比較的軽いハンドルが好きな私としては、ちょうどいい感じがするのです。

一部のライダーはトヨタ・カローラを引き合いに出しています。
つまり、大衆車としてスタンダードなモデルだと言えるでしょう。

心配なのは直進時に弱いこと。
サスペンションがちょっと苦しいんじゃないかと思います。
また、大勢が乗っているため、つまらないと感じる人もいるでしょう。
このあたり、好みが分かれるところではないでしょうか。

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